| 杜國輝教育基金(日本語) |
| 横浜中華學院は、光緒23年(西暦1897年)國父 孫文先生が日本で最初に創立された「國父紀念校」に認定される由緒ある華僑学校である。106年の歴史を誇る横浜中華學院は蘇曼殊大師をはじめ多くの人材を輩出した名門校でもある。しかし、祖国の不幸な歴史に歩調を合わせるように、横浜中華學院にも永きにわたり棘(いばら)の学校運営が続き、慢性的な財源難や進学問題に関わる生徒数の減少など問題山積である。 |
| ここに中国の伝統文化、中華思想の継承者である華僑子弟の育成に心血を注いだわれらが校友生がいた。第四届卒業の故杜國輝前校長である。彼は東海大原子力学科を首席で卒業(加えて東京大学・秋山研で卒論・在職中に東工大・室山研で研修)1965年母校・横浜中華學院の教師になる。以来38年間一貫して教育改革に力を注ぎ、華僑による真の華僑学校を育て上げ、校務行政の飛躍的整備、中国語文力の増進を図る台湾の大学への入学や近年国立千葉大(医学部)、私大トップ校、上位校、中堅校など次々と合格者を送り出す進学校に育て上げた。それに伴い生徒の回帰傾向で、新入生の定員オーバーが出るまでになっている。これは正しく故杜國輝前校長が学校に対して、日夜全精力を注ぎ、身を粉にして得た血と汗の結晶である。それによって華僑学校として横浜中華學院の一つの道標は示された。 |
| 今年2003年5月、故杜國輝前校長は病により志半ば59歳の生涯を閉じた。彼は生前母校の慢性的な財政難から「理想とする華僑教育」が未だ成らぬ事を嘆き、自身の退職金の全てを母校の学校教育の一助に、と横濱華僑總會会長雷兆元に託した。この崇高な理念を実現する為に、ここに「杜國輝教育基金」を設け「杜國輝教育基金管理委員会」(以下本会という)を組織して基金の管理運用にあたるものである。 |
| 杜國輝教育基金は故杜國輝前校長の退職金(金壱千四百五拾八万壱千六百八拾三円)を原資とする。これを本会が元本保証の定期預金や金融商品等により運用し、得られた利益金に対して年1〜2回奨学金や教育支援金等の使途を決めて横浜中華學院に寄贈することを目的とする。本会は故杜國輝前校長の崇高な理念の実現と教育基金の輪を広める為、主旨に賛同される方々からの基金を公募するものである。 |